2004年11月 茨城県水戸市平須町1828-484 19歳の息子による、両親撲殺事件

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24日午前3時15分頃、水戸市内の民家から、「両親を殺した」と110番通報があった。

水戸署員が駆けつけると、市立中学教諭(51)と、妻の元小学教諭(48)の2人が頭から血を流して死亡していた。長男の無職少年(19)が容疑を認めたため、同署は殺人の疑いで緊急逮捕した。

少年は「両親や祖父から、『習いものをしろ、何をやっているんだ』などと度々言われ、皆殺しにしてやろうと思い、衝動的に殺した」と供述している。

調べによると、少年は同日午前0時頃、2階で寝ていた両親の頭部を鉄アレイ(重さ約4キロ)で殴って殺害した疑い。

少年は昨年3月に市内の私立高校を卒業、体調を崩して大学進学をあきらめた。東京都内の専門学校に進むことになっていたが、通わなかったとう。

少年は、両親と祖父(76)、妹(16)との5人暮らし。「両親を殺した後に力がうせ、(祖父と妹の殺害は)思いとどまった」と話しているという。

祖父は1階で就寝中、妹は1階でテレビを見ていて犯行に気づかなかったらしい。少年は犯行後、「2階に行くな」と妹に言って一緒に居間で過ごし、自分で約3時間後に110番するまでに、近くのコンビニに買い物にも出かけていた。

父親は社会科の教師で、昨年度は教務主任を務めるなどして生徒や保護者の信頼が厚かったという。勤務先の校長は「学校運営の中核を担っていた。非常に残念だ。信じられない」と話している。


水戸市で2004年11月、両親を鉄アレイで殴り殺害したとして、殺人罪に問われた当時19歳の長男(21)の判決が18日、水戸地裁であった。
林正彦裁判長は「引きこもり生活を続ける中で、両親らに一方的に不満を募らせた理不尽な逆恨みとも言える犯行だ」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡した。
判決などによると、長男は04年11月23日深夜、自宅2階で就寝中の中学校教諭の父親(当時51歳)と、元小学校教諭の母親(同48歳)をいずれも鉄アレイで殴り殺した。
長男は両親と妹、祖父の5人暮らしで、職に就かず自宅に引きこもっていた。これまでの公判で、長男は「生活態度などに口うるさい祖父を殺害するため、まず両親を殺して勢いをつけようと思った」などと供述。また、「(今後)家族以外の人を殺すこともありえる」「反省や後悔はまったくない」とも発言していた。
このため、検察側は「再犯の可能性を無視できない」と指摘。一方、弁護側は「愛情を受けていると感じられない家庭環境にも原因があった」と、寛大な判決を求めていた。


現在も自宅はそのままになっているという。

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