「標本研究所」 500人分の人骨放置
東京・足立区の人体模型などを作る会社があった住宅の敷地内に、およそ500人分の人骨が放置されていたことが分かりました。警視庁は21日、この会社の家宅捜索を行いました。
家宅捜索を受けたのは、足立区扇にある人体模型や骨の標本を作る「羽原骨骼標本研究所」です。捜査関係者によりますと、去年11月、かつて会社があった足立区本木の住宅で住人の50代の男性が死亡しているのが見つかりました。男性は会社の社長の親族で、病死とみられていますが、住宅の敷地内からは500人分以上の頭蓋骨などが見つかったということです。
「奥を見てみると人間の歯とみられるもの、さらに、頭蓋骨の一部のようなものが落ちています」(記者)
社長の男性はJNNの取材に対し、「標本を作るためにインドから輸入した骨だった」としたうえ、このように話しました。
「確かにしまいあぐねて、放置したことは事実ですけど、決して捨てたわけではありません」(捜索を受けた会社社長)
「標本だから、物と一緒だと考えるのはおかしい。廃棄とかでなく、弔いをしていただきたい」(日本大学 金沢英作 名誉教授)
骨は一部が庭に埋められるなど、およそ5年間にわたって放置されたとみられています。警視庁は不適切な方法で処理された可能性もあるとみて調べています。(22日11:08)
ブルーシートがある側も人骨があったのだろうか?隣の廃墟?の家もかつては病院。
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