福島県会津美里町の民家で2012年7月、夫婦が殺害されキャッシュカードなどが奪われた事件で、強盗殺人などの罪に問われた無職高橋(旧姓横倉)明彦被告(46)の裁判員裁判の判決が14日、福島地裁郡山支部であり、有賀貞博裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。
検察側は論告で、119番の録音記録などをもとに、高橋被告が、被害者を刺してキャッシュカードの暗証番号を聞き出し、震える声で「お願い」と繰り返した幸代さんを殺害し、消防からの折り返し電話に「大丈夫です」と冷静に応えたと指摘。
「冷酷無比で、被害者夫婦の受けた苦痛、無念さは筆舌に尽くしがたい。極刑をもって臨むほかはない」などと主張した。弁護側は更生の余地があるとして無期懲役を求めていた。
凄惨な殺人事件現場。死刑判決。
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