平成20年11月18日 埼玉県さいたま市南区別所二丁目33-10 殺人

http://www.oshimaland.co.jp/?p=fzebu9oe

18日午前10時15分ごろ、さいたま市南区別所2の元厚生事務次官、山口剛彦さん(66)方で、男女2人が血を流して死亡しているのが見つかった。死亡していたのは山口さんと妻の美知子さん(61)とみられ、埼玉県警は殺人事件の疑いが強いとみて捜査を始めた。
県警によると、玄関から外へ血が流れ出ているのを近所の住人が発見して110番した。2人は玄関の内側で、腹部から血を流し、あおむけに倒れていたという。
山口元事務次官は東大法学部を卒業後、1965年に厚生省に入省、年金局年金課長、年金担当の官房審議官、年金局長などを経て、96年から厚生事務次官を2年9カ月担当した。その後、社会福祉・医療事業団理事長などを歴任、08年3月まで独立行政法人福祉医療機構理事長を務めた。年金課長時代に85年の年金制度大改正を手がけ、省内では「年金制度のスペシャリスト」と呼ばれていた。

警視庁によりますと、18日夜、東京・中野区の住宅で元厚生事務次官の妻が宅配便を装った男に刺されて大けがをしました。命には別状がないということです。警視庁は、逃げた男の行方を追うとともに、さいたま市で別の元厚生事務次官の夫婦が殺害された事件との関連について捜査しています。
18日午後6時半ころ、東京・中野区上鷺宮の元厚生事務次官の吉原健二さん(76)の住宅で、妻の靖子さんが宅配便を装った男に玄関先で刃物で刺されて大けがをしました。命には別状がないということです。警視庁の調べによりますと、刺した男は身長が1メートル60センチくらい、年齢が30歳中肉で野球帽をかぶっていたということです。これまでの調べによりますと、靖子さんはドアを開けていきなり刃物で胸や腹などを数か所刺されたということです。警視庁は逃げた男の行方を追うとともに、さいたま市で元厚生事務次官の山口剛彦さん夫婦が殺害された事件との関連について捜査しています。

元厚生事務次官宅連続殺傷事件で、警視庁は23日未明、自分が元次官を殺したと出頭した男について、車内にナイフを所持していたとして、銃刀法違反の疑いで逮捕した。逮捕されたのは、さいたま市北区東大成町の無職小泉毅容疑者(46)。ナイフには血痕があり、同庁は供述や所持品などから事件に関与した疑いがあるとの見方を固めており、自宅を家宅捜索して全容解明を進める。

また、小泉容疑者は出頭直前に、「元厚生次官宅襲撃事件について。今回の決起は年金テロではなく、34年前に保健所に飼い犬を殺された仇討ちである。最初から逃げる気は無いので今から自首する」旨のEメールを新聞社やテレビ局などのマスコミに送っており、これが事実上の犯行声明とされた。



元厚生事務次官夫妻殺害事件現場。自宅は2018年まで事件当時のままだった。

0 件のコメント :

コメントを投稿

注目の投稿

令和7年4月21日 東京都町田市森野四丁目14-25 孤独死

年配の?女性が映る。